初めての方はこちらへ!(^^♪
ホームページ「福岡の税理士 篠原範浩のサイトへようこそ」
みなさん、こんばんは。
今日は、調査項目に関する件を記載します。
ある関与先で模擬調査をしたときに、社長さんから質問がありました。
「なぜ、期末取引をみるんですか?」
私「それはいくつか理由がありますが・・・」
以下の通りです。
基本的に調査には時間が限られるということがあります。
よって、調査担当者の考えは「効率的に調査を進めたい」となります。
期末の収益(売上)や原価(仕入、外注費、棚卸、仕掛等)の計上時期・金額が正しいか?
収益と原価が対応しているか?
これらを同時に検討するのです。
もしこれで、非違が見つかれば、担当者としてはとりあえず、安心できます。
そして、これらのことを検討することで、収益や原価の管理・記帳状況を把握でき、管理状況(担当者任せ等)・記帳の程度(良好~悪い)等を判断することとなります。
以上を踏まえ、落ち着いて、突っ込んだ調査(不正取引等)に進むという訳です。
ただ、このことは必ずしも全事業者に言えることではありません。
あくまでも、一般的な話ということで。(^^♪